サロンでお伝えする大切なこと
「ご自分のお腹を触る習慣があるといいですね」

お腹の感触に敏感になる

お腹は、呼吸が浅くても固くなるくらい身体の状態がはっきり出るところです。
また、筋腫など疾患で固くなってることも珍しくありませんから注意も必要です。

固くなってるお腹を柔らかくする方法で、どなたにでも当てはまるのは「温めてゆるめる」ではないかと思っています。

「寝るときに自分でさわる」というのをサロンでお勧めしています。

お腹をさわっていると、固さはもちろんですが翌朝のお腹の調子がわかるようになります。
明日は出そうだな、なんてことだってわかります。

さらに、お腹が動く感覚もわかるようになってくると、むくみも解消していきます。
手に感触を感じるようになり、体がスッと軽くなる気させします。

お腹が動くのがわかるようになったら、体の調子もわかるようになりました。

手を置いてみる

・お腹を柔らかくしよう
・便秘を解消しよう
・むくみを取ろう

そんなことは考えず、明日のご飯のことなど全く関係ないこと考えながら触れます。

正しいやり方なんて考えないでくださいね。
お腹をさわっているとハッピーな気持ちになりますが、はじめから今日の自分を褒めたり愛おしいと思わなくていいです。

カラーズ飯嶋ひろ子
飯嶋ひろ子

お腹をさわりながら今日の振り返りをすると、楽しかったことが浮かぶのはもちろんですが、反省をすることもあります。結局、出来事の一つとして独りでつっこんで、気づいたら寝てるんですけどね。自分の存在が愛おしいなんて思わないです(笑)

ただ、手の温かさ、お腹の冷たさ固さは感覚として知ってくださいね。
もしかしたら、「冷えててダメだなぁ」って思うかもしれませんが、それも脇に置いて「冷えてるな」だけ。

お腹を触っていると、気持ちがゆるんでくることがあります。
寝る前は、思考に集中せず感覚から思考に上がるのを体験してみてください。
つい左脳で考えてしまうことも、右脳で考えてみる…みたいな。

【ご感想】もっと早くやれば良かった

久しぶりに写真を取らせていただきました。

はじめていらした時は、生理痛あり、便秘気味。
終電になることも多く、お食事はどうしても偏りがち。

「お腹を触ってくださいね」とお伝えしても、うっかり忘れてしまう。

毎回お腹がスッキリしてお帰りになっても、翌月には張っている。
そんなことが半年ほど続いた後、セラピー前なのに柔らかいことがありました。

下剤使っているのかなと尋ねると「前回の後からお腹触るようにしたんですよ。今さらですが、やっとわかりました。」

そこから、みるみる変わっていきました。
生理痛もなくなり、朝も快腸。
たまに出なくても気にならないそうです。

施術前のお腹だって、ぽっこりしてないので、セラピーなくてもいい体でした。

「もっと早くやってれば良かったですよ〜」
「だから言ったじゃないですか〜」とニヤリの私です。

どんな風に変わったと思いますか?

セラピーをはじめてもうすぐ2年、「ご自分でどう思うか」を思いつくままお話しいただきました。

カラーズ飯嶋ひろ子
飯嶋ひろ子

もうすぐ2年になりますが、ご自分でどう感じていますか?はじめはお腹が冷たくてカチカチで。肉体的にも精神的にも毎日疲れるって言ってましたよね。誰かの仕事まで引き受けてしまうほどで、それもつらかったと言ってましたよね。「私、何もできないから」って言っていたのが印象的でした。睡眠不足でクマ作ってしまったり、生理も不順気味だった気がします。

クライアントさま
クライアントさま

体重より体調を気にするようになりました。帰りが遅くなると炭水化物も食べてしまうけど、”食べること”を意識しています。できないことを責めないようになったので罪悪感もないです。生理痛もないから薬もなしです。お腹をさわった時に動くと「よし!」ってなんだか嬉しくなります。しっかり寝れるようになったけど、メンタルがやられるとお腹の調子は崩れるので、本当体って敏感だなって思います。そんな風に思えるのも驚きますよね。

体のだるさや重さだって、お腹からこんなに変わるんですよね。

「普段、何気なく考えたり思ったりしている事が重要だったりするんだなと気づいた」とも話してました。

体も心も、本当はとてもシンプル。

自分が気分よく仕事がしたいからと人の仕事まで手伝って手一杯になっていた。

忙しくても心地よく働きやすい環境で、みんなと仕事がしたいだけだった。

自分がやることは、誰かの仕事を引き受けることじゃなかった。

そのために、自分が何をしたらいいかわかった。

セラピストの施術を日常のものにするのは無理です。
自分の体や心のことは自分にしかわかりません。

日々起こる喜怒哀楽をその都度ご自分で消化していく。
出来事はみなさん違いますが、同じなのは「自分で体をさわる」こと。
その先に、それぞれの本当のことがあるんだと思います。

私はその時のむくみをとることはできても、ここまで変えることはできません。
ちょっとした習慣を取り入れた”あなた”が変えています。

この方は体のむくみを解消するメニューを身体に合わせて受けられています。