腸はもめるの？
腸もみマッサージは腸が自ら動くことを目的としているため、腸の周り、お腹や腰、お尻といった「全体」をやわらくしていきます。
最近は「むくみ腸」という言葉もあるようで「私の腸むくんでますか？」というご質問をとても多くいただきます。
私は、むくまない体ってあるのかな？と、むくみはあるものだと考えています。
ですから、「個人差あるもののむくんでると思いますよ。むくみを感じない人はいても、むくまなない人っていないのではないでしょうか」と答えます。
そして、「直に腸をもむこともできません」ともお伝えします。
開腹してみないと本当のところはわからないし、腸を見てむくんでいるのかどうかも、きっとわからないと思います。お腹のスッキリ感や体や気持ちの軽さを感じたら「やわらかくなった」ってことで、それは動きだした＝流れだしたってことだと私は思っています。
整体でみぞおち辺りの筋肉をほぐしてお腹をやわらかくしてもらうのも、むくみ解消のひとつの手段だと思います。
私が腸もみマッサージで目指しているのは、みぞおち・ウエスト・下腹部のメリハリ、股関節周りやお尻や腰を流して日常生活で動くお腹で、その結果として動く腸です。だから、お腹のやわらかさを大切にしています。
お腹こそ、むくんでる
見ていただくとわかるように、実はお腹ってむくんでるんですよね。
「ぽっこりお腹」の原因は便秘だけではありません。
呼吸や食事・ストレス・冷え性・加齢による筋力低下など多くの理由が考えられ、それもまた、お一人おひとり違うということを知っていただくといいなと思っています。
数日お通じがないとき、下剤を飲めばスッキリと凹む事がありますが、これはその時限りの対処法で、多くの方が望まれる「ぽっこりお腹解消」とは少し意味が違うように思います。
リンパはお腹に集中しているので、リンパの流れや血流をよくしておくことは老廃物を外に出すことにつながり、体全体のむくみ解消にもつながっていきます。
そのため、お腹だけではなく肋骨から下のお腹全体、そして腰やお尻（背面）足の付け根といったところまでアプローチしていくのが当サロンの特徴です。
当サロンの腸もみマッサージの効果
お腹がむくむとは思わなかった。
とても多くいただく声です。
太ったと思っていても、脂肪だと思っていても、お腹がやわらかくなると「むくんでいた」ことが見た目でわかり、それは脂肪ではなかったと気づくのです。
体重は変わらなくても、洋服を着たときやお風呂で感じるお腹のたるみ「あれ？乗ってない」
肋骨のラインが出てみぞおちが綺麗に落ちている。
筋肉のラインが薄ら入っている。
まずはそんな風にむくみ解消を感じるのではないでしょうか。
- デトックス
- 便秘解消
- アンチエイジング
- 免疫力UP
- 冷え性改善
- 肩こり解消
即効性はありませんが、むくみが解消され流れがよくなり、こういった症状も改善していくと考えています。
ぐっすり眠れた、足のむくみが取れたみたい、翌朝快腸だったなど。マッサージをしたからお腹がやわらかくなって、それが軽さにつながっているってことですよね。
老廃物のはなし
老廃物の約75％は便といわれます。
体温３５度台というのは低体温ですが、腸にとっては３５度というのは炎天下と同じ。そこに、老廃物をためているということになります。真夏の炎天下に生ごみを放置するようなものです。
食べ物の栄養はこのフィルターを通して吸収するわけですから、意識して体にいいものを食べていても、老廃物を出していなければ勿体ない結果となりかねません。
だから、腸のぜん動運動を促し、便として外に出す必要があるんです。
腸は内臓で一番大きな器官です。腸のぜん動運動を促す腸マッサージはご自身でもやって欲しいと、いつもお伝えしています。
＆ストレスむくみの場合
ストレスもお腹を固くします。
だからといって、ストレスの原因を探したところですぐには解決しませんよね。
それなら、幸せホルモンと言われるセラトニンが出しやすくするようにお腹をやわらかくした方が早いのではないでしょうか。
ストレスを感じていると（自覚があるならまだいいですが）無意識に体にギュッと力が入りますから、お腹が固くなるのも当然です。
お腹をゆるめると全身の力がフッと抜け、視野も広くなるから不思議です。第２の脳と言われるわけです。（最近は第１の脳じゃないかと言われる先生もいらっしゃるほど）
お腹のマッサージは、特に更年期の方にはおすすめしたいセラピーです。
※妊娠中、手術直後、腸に疾患のある方はおすすめしておりません。
当サロンの腸もみマッサージは、お腹をやわらかくして全体が動く、そして腸も動く。お腹が日常生活でも当たり前に動いてくれるようなセラピーを心がけています。さらに、その方のお腹の個性に合わせたケアもお伝えしています。
お腹が気になっている方は、一度むくみを取ってみてはいかがでしょうか？
