リラックスした体で考えると、
それまでとは違う考え方ができたり、
そう言えばといった発見があります。

食べるのをやめたい②

クライアントさま
クライアントさま

夕飯の片付けをした後に、おやつを食べてダラダラしちゃうんです。食べて後悔するのわかってるから食べなきゃいいのに。決めたこともできなくて、中途半端なんです私。

カラーズ飯嶋ひろ子
飯嶋ひろ子

おやつって何を食べてますか?

クライアントさま
クライアントさま

ヨーグルトとかオーガニックのシリアルです。

カラーズ飯嶋ひろ子
飯嶋ひろ子

おやつと言うので、クッキーとかポテチとか、いわゆるお菓子かと思いました。

クライアントさま
クライアントさま

でも、すごい食べるんですよ。それはダメですよね?

どれくらい食べるのか伺ってみると、スプーン2杯くらい。すごい量だとは思えませんでした。

カラーズ飯嶋ひろ子
飯嶋ひろ子

食べた後、後悔以外にどんなことを思いますか?また、どんな感じになるんでしょう?

クライアントさま
クライアントさま

今日も終わったなってホッとします。

カラーズ飯嶋ひろ子
飯嶋ひろ子

一日がホッとして終わるって良いじゃないですか。穏やかに一日を終える癒しのルーティーンに聞こえます。しかも、たいしたことない量のヨーグルトやオーガニックシリアルで済むなんて。それがなかったら、逆になんだか落ち着かない中途半端な一日の終わりになる可能性もありませんか?そう考えると、自分は中途半端だと思っていたけど、的を得た選択をしていたことになりますね。

クライアントさま
クライアントさま

そっか、穏やかに終わるルーティーンなんですね。食べてることしか見えてなかったですけど、たいした量じゃないですね。

クライアントさま
クライアントさま

いつも、自分は中途半端でダメだなぁ、自分は何もできないって思ってしまうんです。私、資格をたくさん持ってるんですけど、それを活かせないんです。周りにも、なんで資格取ったの?起業すればいいのにもったいないって言われて、中途半端でダメだなっていつも思うんです。

カラーズ飯嶋ひろ子
飯嶋ひろ子

どうして資格を取ろうと思ったんですか?起業やお仕事で活かしたくて取った資格ですか?

クライアントさま
クライアントさま

結果を出すために勉強するのが好きなんです。難しい資格だと勉強するのが楽しいし、合格すると頑張ったなぁって自信になるんです。起業なんて考えてないし、仕事で使うことも考えてないです。

カラーズ飯嶋ひろ子
飯嶋ひろ子

資格って、取ったら活かさないといけないのでしょうか?勉強すること、自信につなげること、目的がはっきりしてますよね。これは中途半端ですか?資格を活かすというのは、仕事で使うことだけではありませんし、そもそも、活かしても活かさなくても、どっちでもいいかもしれないですよ。

クライアントさま
クライアントさま

活かさなくていいんですか?ただ勉強するだけでもいいんですか?

カラーズ飯嶋ひろ子
飯嶋ひろ子

周りの方は、資格を取ったら活かしたいって思うのかもしれません。皆さん価値観がありますから、それぞれの目的があっていいんじゃないでしょうか。

クライアントさま
クライアントさま

じゃ、私は自分のしたいことをちゃんとやっていたってことですよね。知らないことを勉強するのが昔から好きなんです。

自分の「いつもの思考パターン」を知る

「私ってダメだなぁ」と思うのが当たり前になっている方は、実はとても多くいらっしゃいます。
さらに、「自分はダメ」という前提で自分のあら探しをすることがあります。

「自信を持ちたい」と思う方も多いのですが、このパターンが打ち消してしまうことがあります。
自信を持つための行動をしていても、その行動のダメなところを探し、「やっぱり」と思ってしまう。

自信がないから持ちたいのに「ダメな自分」にばかり無意識に目がいってしまいます。
これでは、自信をなくすことが目的になってしまうのです。

これが、無意識の思考や行動のパターン、癖です。

「決めたことができない中途半端な自分」
「資格を取っても活かせない中途半端な自分」

勉強することが楽しいから
頑張って結果を出すことが自信になるから

楽しむことや自信を持つことが目的だったのに、いつしか目的が変わっています。

カラーズ飯嶋ひろ子
飯嶋ひろ子

その目的はなんですか?私たちは意図を持って考え、行動しています。モヤモヤしてきたら、「目的はなんだっけ?」とご自分に聞いてみてください。

「活かさなくていいんですか!?」
目を大きく開いておっしゃったのが印象的でした。

子育てや対人関係、皆それぞれの価値観がありますから、自分としっかり区別をすることはとても重要です。

人の顔色を気にしてもしなくても、「自分の目的」がわかってるといいですよね。

この方は今、難易度の高い資格取得に向けて勉強されています。
残念な結果も経験され「なんでダメだったんだろう」から「何があったら合格するんだろう」と、はっきりと目的を持った思考に変わっています。

そして、食べてしまうことに関しては、お話しすることがなくなりました。

その方の「当たり前・思考の癖・行動のパターン」は、何でもない会話の中にあります。
ご自身がそれに気づくと、やめたいパターンを繰り返すことがなくなります。

考えて行動を決め、そして体が動いてく。
「こころ」と「からだ」全体を見ずして、身体への本質的なアプローチは始まらないのです。