子供の心と体はお腹で整える
第二の脳と言われる腸
もちろん、子供のお腹だって大切。
この講座では「お子さんのお腹を整えるために」知っていただきたいこと・やっていただきたいことをお伝えしていきます。
ご家庭で実践するかしないかよりも、お母さんが「知っておく」ことが重要です。
大切なのは、知識を持っておくことです。
①子供のお腹を触り方
②身体を整える食のはなし
③子供の意欲と自己肯定感のはなし
事前にお子さんの年齢・性別を伺いますので、それぞれのお子さんに合った内容で進めていきます。
お子さんが赤ちゃんの頃、ベビーマッサージをしていた方は多いのではないでしょうか。
お子さんが成長していても、お母さんの気持ちをその頃に少し戻して参加いただけると嬉しいです。

①お母さんのお腹と子供のお腹
お母さん役、お子さん役になっていただき実際に触っていただきます。
触る側(母)触れられる側(子)になることで、圧のかけ具合や不快な感じを知ることができます。

もう大きいから触るのは難しいと思うのですが、それでもいいんですか?

お腹でなくてもいいんですよ。思春期のお子さんの場合は嫌がると思いますので、その場合は無理に行わず、別の角度からアプローチします。そして、聞く耳を持った時「提案」として伝える方法もあります。
お子さんが「お腹が痛いから学校を休む」という話を聞きますよね。
これは、本当に痛いんです。
落ち込んでいたり元気なく見えた時、何も言わずにまずお腹を触ってあげて欲しいんです。
お腹を触らせてくれる年齢なら難しいことではないはずです。
もちろん、お腹でなく手だって良いんです。
大人の私達がセラピーを受けるとリラックスして寝てしまいますよね。
また、気持ちがスッキリすることだってよくあります。
誰かに触れてもらうだけで安心するのです。
「手当て」ですね。
圧のかけ方、触り方を知って、適度な手当てをしましょう。
②食から、第二の脳を整え健やかに
子供の腸内環境を整えるメリットは体だけではありません。
心にとっても非常に大切で、個人的にはこれを一番実感しています。
私自身、疲れても動ける体を感じています。
疲れない体より疲れても動ける体。
更に言うと、動ける体とは「意欲的に動く」ということです。
美容や健康のため、良いと言われれるものを色々やってみたけど、難しいことより”シンプルな食”に戻りました。
そんな風におっしゃるお客様もいらっしゃいます。
「体は食べたもので出来ている」
大人に限らず、まだ腸が未熟な小学生あたりまでは特に気をつけたいですね。
少し前のある日、高校生の娘がコンビニからこんな電話をかけてきました。
「何買えばいい?食べたいものがないよ。」
イラッとした私は「そんなの自分で決めなさいよ!」と怒りました。
でも、彼女が言いたかったのは「お腹が痛くなるのが怖いから選べない」ということだったんです。

それまでの娘は、学校から帰ればおやつを食べ、塾の前には糖質が必須。
もちろん、ラーメンやパスタが大好きで、コンビニの揚げ物だって食べていました。でも、家で食べるしかなかった自粛期間の約3ヶ月がきっかけだったかもしれませんね。お弁当のリクエストも変わり、お腹が空いたらタンパク質をとるほどに(笑)
・体重はそうでもないのに体型が劇的に変わった。
・ニキビがなくなった
・毎月のホルモンに振り回されることなく穏やか
食べ物だけで全てが変わったとは言いませんが、スイッチを入れたのは食に違いありません。
今も、ラーメンやパスタ、パンケーキだって食べます。
お腹が痛くなるのが怖いから、調整の仕方を検索し実践してるそうです。
我が家は、特別なものを食べているわけではありません。
外食もするし添加物もとるし加工品だって食べます。
「老廃物を出せる体」とお客様に話していますが、体にとって不要なもを出せる体なら良いと考えています。
今回、特に知っていただきたいのは
「子供の身体を変えるために、不要なものは捨て必要なことを補充する」です。
セラピスト向けの講座で話すこともわかりやすくお伝えします。
・実際の食事を写真でイメージする
・栄養・腸内細菌について
・献立の考え方&作り方
これは、ある日の私の朝食。
サラダと米粉フレンチトーストとコーヒー。

③意欲と自己肯定感を育てる
リラックスホルモンと言われるセロトニンは小腸から多く分泌されます。
幸せホルモンとも言われてますね。
このホルモンは、感情や気持ちをコントロールし意欲的にすると言われています。
意欲的とはどういうことを言うんでしょう。
以前、私は子供の意欲を台無しにしたことがあります。

自ら中学受験をしたいと言った娘に、私は前を見ることを教えたく「ネガティブ発言禁止」と、更に意欲的にしようと(これはコントロール)ノートに書かせたことがあります。でも、娘の意欲は成績と同じようにどんどん落ち、私は「受験するって言ったの誰?」と責めます。また、願書提出直前、落ちてもいいから◯◯受けたいと泣きながら言ってきたチャレンジ精神を私は折りました。その後、娘はネガティブ発言禁止を書いたノートに最上級のネガティブ発言をするようになりました。
子供のためと思っても思い通りにならないことって多いのではないでしょうか。
食事は気をつけていたし、お腹の調子も注意していました。
冷食は使わない、ジュースも飲まない、運動も睡眠もしっかり取らせていました。
体のサポートはしっかりしていたつもりです。
だけど、体だけ注意して幸せホルモンだの言ったってバランスはとれなということです。
「身体」とは「心と体」です。
最近は、自己肯定感を育てるとよく耳にするようになりました。
その後、娘の信頼を取り戻すのに数年かかりました。
子供が意欲的になるために、自己肯定感を育てるために、出来ることは個々に違います。
ぜひ、お母さんとお子さんに合う整え方を見つけて欲しいと思います。
まずは、やるかやらないかより、やっぱり「知っておく」ことです。

親と子のお腹講座<全2日間>
むくみや便秘の解消方や体に良い情報は多く、どれが合うのがわからないかという方は多いです。
子育てだって同様です。
足並みを揃えるのも個性を伸ばすのもどちらも大切だから、目的を持って情報は拾っていきたいですね。
<スケジュール>
1日目:2020年9月14日(月)10時から14時
①子供のお腹を触り方
②身体を整える食のはなし
2日目:2020年10月12日(月)10時から14時
③体からの意欲・自己肯定感について
④フリートーク
フリートークでは皆さんのご質問やご相談にもお答えします。
両日共、お昼をご用意します。