リラックスした体で考えると、思考の枠が一気に広がります。
それまでとは違ったことに気がついたり、そう言えばといった発見があります。

それは、きっと日常をさらに心地よいものにしてくれるはずです。

食物繊維をとっても便秘が解消しない

クライアントさま
クライアントさま

便秘を改善したくて、3年前くらいから食物繊維を意識して毎日取っているのですが変わりません。夜も何度も起きてしまいます。

その方の生活スタイル、日常のお話を伺います。
便秘の場合は、お腹の状態と睡眠について具体的なご質問をしていきます。

カラーズ飯嶋ひろ子
飯嶋ひろ子

食物繊維の取り方が合ってないかもしれませんね。余計に出なくなってると思いますよ。毎日出ないのは便秘ですか?

クライアントさま
クライアントさま

だって、毎日出ないとダメって言いませんか?

カラーズ飯嶋ひろ子
飯嶋ひろ子

毎日出た方がいいですけど、私はダメではないと思ってますよ。食物繊維の取り方で出なくなってるような気もするんですよね。毎日出ていても、出ない日があると便秘だと思ってしまうとか。

クライアントさま
クライアントさま

便秘じゃないってことですか?

便秘だと思うのが、お腹がカチカチに張って気持ち悪いからなら、スッキリしたいところです。
一方で、違和感は感じないけど毎日出ないから便秘だと思ってるなら、どうしてそう思うのかをハッキリさせたいのです。

カラーズ飯嶋ひろ子
飯嶋ひろ子

とりあえず、便秘かどうか決めなくてもいいんじゃないですか?張りも感じていないしガスも溜まっていないようなので、まず食物繊維を見直して、便の状態を確認ですね。

クライアントさま
クライアントさま

便秘じゃないかも?なんて考えもしなかったです。

「ちゃんとしなければいけない」という当たり前の縛り

誰かに怒られたり嫌な態度を取られた時、「私がちゃんとしていないから」「私ができないから」と自動的に反応する癖がついていることが多くあります。だけど、自分はちゃんとやってるつもりなんです。

この自動反応の前にある『私が思ったこと』に気づく必要があります。

・問題を分ける、区別化する
・本当にそうなのか?と一度疑ってみる
・私はどう思っているのか、どうしたいのか

そういったことを丁寧に紐解いてみると、意外なことが浮かんできたり、あっさり手放すなんてことが起こります。

「ちゃんとしないといけない」という言葉だけを頭においておくと、日常のほとんどのことに対し、「ちゃんとしなくては」で無意識に行動し、それは癖になります。

また、「ちゃんとしないといけない」ということは、「ちゃんとしていない」とも受け取ることもできます。既にちゃんとしていたとしても、ちゃんとしなくてはいけなくなります。

立場や環境からちゃんとしなければいけないという当たり前がストレスになり、心配や不安で眠れない。
でも、「便秘じゃないの!?」という想定外の気づきから、「既にちゃんとやっていた」にも気づくことできたようでした。

セラピーの日のお食事は普通にしていただきましたが、翌朝のお腹はスッキリだったそうです。
夜は気づいたら寝ていて、気づいたら朝、何年かぶりに朝までぐっすり寝たとご連絡くださいました。

便秘になるのは自分の体のどこかが悪いから=ちゃんとしていない。
便秘解消のための行動が便秘になってしまった、というケースです。