むくみは簡単に取れる
昨日食べ過ぎちゃったからお腹がキツくて。体重も増えたからマズいです。
でも、それって単に食べたものの重さで、一晩で脂肪になって増えたわけじゃないですよね。調整すれば大丈夫ですよ。
こういったやり取り、結構多いんです。
食べ過ぎた後に体重計乗ったら増えていて、それは脂肪だと思ってしまう。
体重増=脂肪、そう無意識に思ってしまうんですよね。
この時に、脂肪を燃焼するためだったり、ダイエットをしようとすると、年齢によっては逆効果になることもあります。
私もなんですけど、更年期世代って「更年期は太る」っていう恐ろしい刷り込みがあるので、痩せねば!とスイッチがすぐ入っちゃうんですよね。
食べ過ぎても運動習慣があれば数字もすぐ戻りますが、そうでないなら、「むくみを外に出す」と「内臓を休める」ことを意識できるといいですね。
たとえば、消化の良いものを食べる、可能なら食事を調整する。※制限とは違います。
さらに、いつもよりトイレの回数を意識する。体を伸ばす動作も意識してみる。日常の中で筋肉を意識した動きをするのもとても効果的です。
そして、ご自身でお腹のマッサージをすること。
サロンでもずっとお伝えしてきていることですが、ご自身でもむくみをとることは難しくないんです。速攻で劇的にサイズが変わることはありませんが、むくみは取れるし、シルエットも変わりますからので「なんかスッキリした」そんな風に感じるはずです。
消化の良いもの、日常のストレッチ、セルフケアはその方にあったものをお伝えしているので、サロンにお越しの際はお尋ねくださいね。
お腹のむくみはこんな風に取れていく
肋骨が埋もれ、みぞおちからぽっこりしてる方は多いです。す。横隔膜を使っていないというのが多くの方に共通している理由です。
おへそから上、または下、どちらからアプローチするか丁寧に探ります。この時、子宮筋腫に触れることがありますが、そのときは圧はかけません。また、血管腫と言って血管の塊がある方もいらっしゃいます(私がそうなのですが)その場合も圧はかけずに避けて行います。
また、脂肪吸引後、再度脂肪になってしまった方のお腹は固くなってるケースがあります。中には板が入ってるかのように固いお腹もあります。その場合は、「お腹のパーツ」それぞれをゆっくりやわらかくしていくこともあります。
お腹が動き出し、腸も活発になって「ゴボゴボ」と老廃物が流れ出すような動き出す音が聞こえる時があります。おへそ上から聞こえてくると、呼吸も楽になります。「ちゃんと呼吸できてなかったんだ」と言われる方もいらっしゃいます。
太いリンパのある脇腹は、伸ばすと流れが良くなります。日常生活では脇を伸ばす動作は少なく、脇をつぶしてしまい固くなりがちです。お腹は筋肉で支えているので、脇が縮めば身長が縮むというのも納得です。昔の“ぶら下がり健康機”って理にかなってると思いますよね。
脇腹は、起きたら伸ばす、寝る前に伸ばす、トレイ行ったら伸ばす、そんな風にちょっとしたことで伸ばせる上、結果ももわかりやすい素直なパーツです。
少しずつぽっこりしたお腹がスッキリし始めました。胃のあたりが落ちてきています。
冷えて固くなってる方のお腹はつまむことも難しく、むりにつまもうとすると痛みがあります。ご自分でやる場合は、体を曲げたり、特に浴槽の中だとやりやすいのではないでしょうか。※皮膚だけをつままないように注意してください。
ウエストまわりは骨がないため、支える筋肉が衰えると、たるみやすく脂肪もつきやすくなっていきます。腰から流してスッキリさせます。
肋骨下、おへそ周りがスッキリしてきました。
こうしてみるとお腹もむくんでいたとわかりますね。
足やお顔のむくみは気づくけど、お腹は脂肪だと思ってしまいます。お腹はセルフケアも簡単に出来るところですから固さや冷えを感じたらお腹をさわって老廃物が脂肪になるのを防ぎましょう。
流したいのは「脂肪」より「むくみ」
- スカートのチャックが上がった
- バストとお腹の境がハッキリ
- お腹が見違えるくらいひっこんだ
- ろっ骨、あったんですね
- トイレの回数が増えました
- 呼吸が深くなりました
セラピー後の違いはお客様によってさまざまです。
お腹のむくみが取れるだけでサイズが変わることが多いのは、お腹はそれだけむくんでいるということではないでしょうか? だから、お腹のサイズが変わった気がしたら、脂肪だと思う前に「むくみ」を疑ってみてください。
むくみは老廃物をグルグルに絡ませ、固め、脂肪になっていきます。だから、まず流したいのは脂肪ではなく「むくみ」なんですよね。